SKE48 Mobile

2016年3月31日、SKE48劇場で開催される宮澤佐江の劇場最終公演に向けて、チームS『制服の芽』公演ユニット曲『万華鏡』MC出演メンバーの座談会を公開します。ユニット曲およびMCでの競演を通して、ある意味いちばん近くでその背中を見てきた4名のメンバーたちが語る、真実の宮澤佐江とは!?

******

──そんなワケで今回は宮澤佐江さん卒業企画として、チームS 5th『制服の芽』公演の佐江さんのユニット曲『万華鏡』と、その後のMCに出演しているメンバーの皆さんにお集まりいただきました。2016年3月末までの時点でS 5th『制服の芽』公演は116回開催。そのうち佐江さんは59回出演中です。

佐江さんが59回も出てるということは、このメンバーも誰かしらいっしょに出てるってことですよね。

私たち、基本はユニット曲『万華鏡』だもんね。

2014年の4月からだから、もう2年になるんですね。

そんなにやってたんですね…。全然実感ないです。

全てが自由すぎた!
万華鏡MCの思い出

万華鏡MCって、本当にいろんな企画があったよね。

宇宙の話をしたりとかしましたよね。

宇宙についてのプレゼンテーションの回あったねえ。

ちっちゃいカンペを衣装に忍ばせてね。

プレゼンの内容覚えられないからね。みんなで衣装のどこにしまおうとか言って。

ネットでがんばって調べたよね。しかも前日とかに準備するんじゃなくてその日。公演始まる10分前とかだもんね。

──そんなラフな感じだったんですね…。

そうなんですよ。MCのお題を考えるのはだいたい直前で。

本番中に決まりますよね。何なら円陣で「今日のお題考えてなかった!」って気づくみたいな。

普段の公演の前半後半MCのお題も、だいたいその日に考えるんですよ。それはさすがに公演が始まる前に決めて、円陣で「今日は◯◯についてしゃべります」って確認するんですけど。万華鏡MCは本当に直前に決める感じですね。

「万華鏡戦隊ノゾクンジャー」って企画をやったことがあって。本当はその日も宇宙についてのプレゼンテーションだったんですけど、私が「万華鏡メンバーの5人で戦隊ものになる夢を見た」って自己紹介MCで話したんですよ。そしたら真那さんが「それ今日のMCでやろうよ」って突然言い出して。

真那さんはいつも突然ですからね。

ファンの方も「おおー!」みたいになっちゃって。

え~。私、その場で言った?

そうですよ。それで考えなきゃってなって。

そこから大慌てで相談して。

着替えながらね。そしたら佐江さんが「もう万華鏡戦隊やろうよ!」ってノリノリで。「マジっすか?」みたいな。まずは担当カラー決めたよね。

私はブルー。

宮前グリーン、わんちゃんイエロー、私がピンクで、佐江さんが赤で。「光輝くミラーボール!万華鏡戦隊ノゾクンジャー!」とか言っちゃってね。

とりあえず誰かが悪者に乗っ取られようって話にしてね。

初回は私が乗っ取られましたよね。(2015年9月13日夜公演)

宮前が悪者に乗っ取られちゃった、宮前をグリーンに戻そう!っていうかんたんなシナリオを考えたんですよ。元の宮前に戻すために「みんな!サイリウムを緑にして!」とか「もっと大きな声でグリーンを呼んで!それじゃ声が足りないよ!」みたいな。

しかも佐江さんのグリーンの言い方がさ…(笑)。

妙に「リ」にアクセント入れててね。「みんな、もっと“リ”に力を入れてー!」とか言って。

──お客さんにも「グリーン!」って叫ばせて。

で、元の宮前に戻りました、

最後はノゾクンジャーのポーズをして締めるんですけど。すっごいくだらないことをやってましたね。いま思えば。


ノゾクンジャーのキメポーズ。『万華鏡』曲中のフリから拝借?

私の生誕(2015年11月7日夜公演)でもやったよね。

その時は真那さんが悪者に乗っ取られる役で。

そうそう。でも実は悪者になってなくてね。

みんなの愛を確かめたかったから、嘘ついてましたっていう。

ほっこり幸せエピソードでしたね。それも全部佐江さんが筋書きを考えてくれました。

「ブルーの“ル”に力を入れてー!もっと大きな声でー!」みたいな。

──ノゾクンジャーの他には、思い出深いネタってありますか?

さっき宇宙の日の話をしたけど、UFOについても話したよね。

やりましたね。

それぞれUFOについて調べてきたことを これくらいの小さい紙にまとめて。それを本当の会見みたいな感じで語った回ですね。

佐江さんが「それでは今から会見を始めます」みたいな。

めっちゃ真剣な口調でね。お客さんは爆笑してましたよね。

私たちは笑っちゃいけないんです。だからそれを耐えるっていう楽しみもありました。

──お客さんはどんな反応してました?

最初は何が始まったんだろうって顔してましたね。だんだん笑いに変わっていって。

後は、急に「だるまさんがころんだ」をやった回もありましたね。

そしたら、たまたま観に来てたテレビ局の人にホメられたんですよ。「斬新だ」って。

MCで「だるまさんがころんだ」やるグループ謎ですよね(笑)あの時は、突然「だるまさんがころんだ」やりたいって話になって。

──それは誰が言い出したんです?

真那さんですよね。

うん、言った。

だいたいそういうお遊び系は真那さんきっかけです。

その時は別のお題を考えてたんですよ。ちゃんとしたお題を。なのに突然「だるまさんがころんだ」をやることになって。

その流れで「だるまさんの一日」とか「だるまさんのよろこび」もやったよね。

そうそう。「だるまさんがころんだ」の節に合わせて、だるまさんの一日とか、いろんな喜びをみんなそれぞれが表現するっていう。

よっしゃー!1億円あたったー!とか。

みんなジェスチャーで伝えようとしてたよね。言葉を発していいのに、何故かただ動きだけで表現するみたいな。

真那さんが満足したら終わりっていう。そんなMCでした。

──お客さんの反応はどうでした?

喜んでもらったよね。

喜んでたのかな?(笑)

そう思っときましょう。

二大巨頭が夢の競演
佐江と真那の化学反応

──MCのお題って、誰が決めることが多いですか?

佐江さんと真那さん発信が多いですね。「これやろうよ」って突然言われて「あっハイ」って即答する感じで。でも劇場でのMCってすごい緊張感があるんですけど、万華鏡MCに関しては一度も緊張したことがないんですよ。お二人がいるから大丈夫だろって、そこは変な安心感があります。一回、完全なフリートークもやったんですよ。

やったね~。最近だよねそれ。

けっこうギリギリまでお題が決まらなくて、もうフリートークやろうよって。何の話しましたっけ?

「すぎちゃん(杉山愛佳)をワイルドにさせるには」とか話したよね。最近思ってることを何でもいいから話して、トークを繋げようって感じで。

──そんな即興で繋がるもんなんですね。

それが繋がるんですよ。MC終了の合図が入っても、何なら全然まだしゃべれるぞっていう。

何か盛り上がったよね、あの時は。

何の話題で盛り上がったんでしたっけ?

よくわかんないよね、盛り上がるポイントが。

本当、謎ですよね…。


盛り上がる万華鏡MCの面々

その日のファンの方によって、笑いのツボって違うじゃないですか。同じネタでもウケる日とウケない日があるし。でも万華鏡MCは安定してるんですよ。

シャッフル公演とかでユニットメンバーが変わったりするんですけど、「万華鏡メンバーは安定感あるね」って言われたりしますよね。

五人っていう人数もちょうどいいのかなって思います。

二人だとちょっと少ないですしね。

それはそうだね。

──役割分担的には、ボケる人、つっこむ人、仕切る人、ガヤガヤする人…。

ちょっとおかしい人、みたいな。

私たち、基本的には全員「おかしい人」枠だと思うんですけど。

ええ~!?

いやいやいやいや、真那さん「おかしい人」枠ですよね…(笑)!?

──実際、万華鏡MCでどんな役割をやってたと思います?

真那さんは、きっかけでありオチでもある、みたいな感じありますね。

佐江さんはずっとしゃべって回しをやってくれて。あさなさんはみんなのことを母親のように見守ってくれてますよね。

見守る系女子だよね。

本当にとんでもないことをしゃべりだす時があるんですよ。特に佐江さんは。何とかフォローしようと日々頑張ってます。

──DMMでカットされないように、水際で万華鏡MCを守っているんですね。

こないだ、佐江さんと杏実ちゃんが「炭酸飲料だけを飲んで公演したい」って盛り上がり出して。「でも踊り終わった後とか、喉からめっちゃ空気出ちゃうよね」とか言ってて、上手く言い換えるなあとは思ったけど、ファンの人たちも「おっ、おう…」みたいな感じになっちゃって。あれは困りましたね。

そうやって何とかオブラートに包んでたのに、結局最後は普通に「ゲップ」って言っちゃうしね。

あとは、杏実ちゃんが「わたしトイレのドアは開けてする派なんですよ」って突然言い出したりとか。

いやいや、アイドルなんで「する」とは言ってないですよ。たまたまトイレに寄った時の話です。

──ギリギリアウトな感じですけど…そういう時にどうやってフォローするんですか?

軌道修正しようと一応はするんですよ。まあ止めれてないんですけどね…。

──そういう姿勢を見せることって大事ですよ。観てる方も「あのコは止めようとしてくれてるんだな」って安心できますからね。

私はけっこう何でも乗っかるタイプで。でも暴走する人が増え始めたら、止める側に回ったりもします。いけるとこまでいくけど、やばいと思ったら引き返したり。

佐江さんや真那さんが自由に発言することに、すぐツッコミできるようにとは構えてます。でも普通に面白くなっちゃって、お客さんといっしょに笑っちゃうことが多いですね。

私は主に悪ノリ担当というか、佐江さんといっしょになってアホなことをする役割でしたね。締めになると急に真面目になるんですけど。

いつも何を話すかわからないから、万華鏡MCの締めってその場で考えてるんですよ。考え始めると「これをどうやって締めようか…」って難しい顔をしちゃってるみたいで。

その時の私の顔マネを佐江さんがよくやるんですよ。写メ会で「万華鏡MC中に難しい顔をしている宮前のポーズが今日のおすすめです」とかファンの人に言ってたみたいです。

宮前は本当に佐江さんからいじり倒されてたよね。

ありがたいことですよね。

──真那さんは、万華鏡MCでの自分の役割ってどういうものだったと思います?

そうですね、私は……相撲が弱かったですね。みんな覚えてる?

ありましたね、相撲とった回。舞浜(2014年11月22日・舞浜アンフィシアター)の出張公演の時のMCですね。急にみんなで相撲やろうよってなって。

──宮前さんがめちゃくちゃ強かった回ですよね。

だって真那さん、めっちゃ軽いんですもん。

ヒョイッて持ち上げちゃってたもんね。


宮前杏実に軽々とリフトアップされてしまった大矢真那

──相撲の決まり手でいえば「吊り出し」で。

そうそう。取り組み前には、「ひが~しぃ~、竹内之~舞~!」って、相撲の行司さん風に佐江さんがアナウンスしてくれて。懐かしいですね。

しかし何で相撲やることになったんですかね?

舞浜のステージがすごい円形だったからじゃない? 自己紹介MCで「土俵みたいだよね」って話してたのを覚えてる。

それだ!その後で「相撲やろうよ」って盛り上がって、そういう展開になったんですよね。

出張公演で相撲って……よく考えたら意味わからないですよね。

あれも佐江さんと真那さんなくしてはできませんでしたね。お二人がいなかったら普通にトークしてたと思うもん。

──佐江さんと真那さんという、全然共通点なさそうなお二人ですけど、「自由さ」だけは似てるのかもしれないですね。そこに後輩たちが巻き込まれて、いつも何だかおかしなことになると。

基本はそういう流れですよね。でも私も、MC中に困ったら取り敢えず「真那さんどうですか?」って振っちゃいますね。どんな流れでもオチをつけてくれますから。やっぱり真那さんって普通の人とはちょっと違ってて。普段の発言から常に変化球で面白いんですよ。

──それにしても打率が高いというか、毎回上手に落としてくれるよなって感心してます。

その場の空気から、自然と言葉が生まれてる感じがしますね。

確かに事前に考えてきた感じじゃないよね。いつもMC中に何を考えてるんですか?

え~……みんなといっしょだよ。

絶対違いますって(笑)。私はずっと「どうやって締めようか」ってことばかり考えてます。だから難しい顔になっちゃう。

私は、お客さんの反応も見ながら、どれだけ臨機応変にトークできるかなって考えてます。あとは、全員満遍なくしゃべれてるかとかも気にしますね。普段出ないメンバーがユニットアンダーで出てくれる時は、どうやってそのコに話を振ろうかなとか。

トーク面で佐江さんから学んだことはめっちゃありますけど、一番は「アイドルなんだからこれは言っちゃいけない・やっちゃいけない」って縛られずに、自分の言葉で発言していいんだってことですね。

──例えば「ゲップ」も「喉から出る空気」って言い換えるとか。

そういうことです。もっと自由にっていうか。

──「固定概念にとらわれないで」ってことでしょうか。

SKE48のメンバーってみんな真面目だから「こうやって言ったらファンの人が傷ついちゃうかな、スタッフさんから悪く思われちゃうかな」っていうのがすごいあるんですけど。「周りの目を気にしすぎなくていいよ」「もっとラフに考えていいんだよ」って佐江さんが教えてくれたと思います。

続きを閲覧するには月額会員登録が必要です。

その他の宮澤佐江卒業企画はこちら