SKE48 Mobile

Vol.5 佐藤すみれ【前編】

先日発表され各所で話題沸騰となった、SKE48 Mobile新企画「若手教育係・佐藤すみれの【す~信簿】」をスタートさせた佐藤すみれ。
旬刊 SKE48
最近はツイッターでの暴走っぷり(?)ばかり注目を浴びますが、AKB48グループに約8年半在籍している佐藤すみれ自らが立ち上げたこの企画、その思いを聞いてみます。

旬刊 SKE48

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――佐藤すみれさんが若手メンバーの相談に乗る「すー信簿」というコーナーが始まりました。このコーナーはすみれさんの発案でスタートしたんですが、そもそもきっかけは何だったんでしょうか?

佐藤新公演(チームE「SKEフェスティバル」公演)が始まったくらいからずっと思っていた「役職がほしい」ということを今年のAKB48選抜総選挙が終わった後、恒例の水着サプライズの撮影の時にSKE48のマネージャーさんに相談したんですね。

なぜそのタイミングで言えたかというと、総選挙でランクインできたから自信が持てたということもあるし、自分は引っ張っていく立場なんだという実感が湧いたというタイミングでもあったので、「どうしたら役職がもらえるのか?」または「役職がない自分はどうやったら評価してもらえるのか?」ということを相談しました。

それはずっと思っていたことで、リーダーとかキャプテンという肩書がないと、なかなか目に見える評価をされにくいということをずっと感じていたので。私の気持ちを分かってくれたのか、マネージャーさんが何かしら動いてみるよということを言ってくださったので、そこからいろいろ発展してこの企画が始まったという感じですかね。

――評価というのは、具体的にどういうことでしょう?

佐藤私はSKE48に移籍する前はAKB48のチームAにいたんですけど、その頃もお姉さん的な立場でやっていて……。SKE48での私を応援してくれる人は、私がAKB48にいた頃のことをあまり知らないと思うので、あえて話をすると、その頃は篠田麻里子さんとか横山由依が表で引っ張ってくれてる一方で、私はメンバーからずっと「影のキャプテン」って呼ばれてたんです。自分ではその立場を分かってやっていたつもりだったし、そういう人がいなければ成り立たないということも分かってたから、ずっと自分はそれが合っていると思ってやってきていたんです。

でも、SKE48に来てもずっとその状況で、またここでも影になってしまうのか? と思うと、SKE48に来た意味を発揮したほうがいいんじゃないかと思ったし、総選挙とか日々の活動の中で自分のファンの人、周りのファンの人が「もっと前にいていい立場なんだから」って言葉をかけてくれたんです。確かにチームEでは自分が一番先輩だし、もっと前に出てやらなきゃいけないんだなって思うんですけど、自分の性格もあって、いつも支える立場に行ってしまうんです。

そういう部分をもっと気づいてほしいし、知ってもらいたいけど、自分から“頑張ってるアピール”をするのは違うと思うし……。私はそれが一番苦手だから、それをするのは自分の負担になるからしない、という矛盾みたいなものがずっとあって。もともと関わった人を大切にしたいと思っていて、普通に人が好きだから。たぶん支える方が性に合ってるとは思うんですけど。あとはチームEのひとりひとりが目立ちたいという思いとか、前に出るというチームカラーが自分の背中を押してくれているというのはあると思います。

――きっかけはSKEフェスティバル公演?

佐藤それが一番大きいですね。

――あの公演はSKE48色が一切ない公演ですよね。AKB48の曲だったり、チームサプライズの曲だったりするわけで、当時のメンバーのブログには「すー姉がいろいろ教えてくれた」って書いてありました。

佐藤自分が自信を持って教えてあげられる演目がちょうど新公演だったんですね。AKB48とリンクしたタイミングだったので。

もともとAKB48とSKE48の踊りの違いも分かっていたし、あのタイミングで新公演ができるのはチャンスだなと思いました。あのタイミングであの公演を引っ張るというか、あかりん(須田亜香里)と(斉藤)真木子にはできないことがあって、みんなにいろいろ教えたりするのは、私にしかできないことだったから、ここで頑張るしかないなと思ったし、けっこうな人数が卒業していろいろ人の入れ替わりがあって、自分の先輩としての立場が際立ってきて、何かを貢献しないといけないんだなという気持ちになりました。

あと、みんなと一緒にいる時間が増えて、みんなのことを知るようになって、単純に「かわいいな」「一緒に頑張りたいな」っていう気持ちが芽生え、何ならそれが一番かもしれないですね。もっと伸びてほしいとか、もっとこうしてほしいという気持ちが一番大きいかもしれないけど。

――浅井裕華さんとか。

佐藤そう。みんなかわいいですからね。まあ、でもチームAの頃もこうだったんで。

――AKB48流のスタイルを教えられるのはすみれさんだけだったんですね。その意味ではSKEフェスティバル公演のかたちを作ったとも言えるわけで。

佐藤うーん、何て言うんだろう。AKB48の色を消してSKE48に染まることが一番いいというか、SKEのファンもそれを望んでいるだろうし、そうしなければいけないのも分かっていたし、最初は私もそうしようと思っていたんです。ただ、SKE48でやっていくうちに、いままで過ごしてきた時間の中で育んできた部分は変えられないし、AKB48の部分が強みになることを知ったので、だったらいま持っているAKB48の部分にSKE48の良さを足せば最強になるんじゃないかなと思って。

何も自分の強みを消すことはないし、どっちかって決めることもせずに、そこにSKE48の気持ちと踊り方をプラスしていけば、他にはないもの、自分しかないものができるんじゃないかなと思ったので。AKB48の頃に先生から教わったダンスを後輩に教えました。そこはSKE48のファンに何を言われても、この公演をきれいに見せるために、みんなができないことをできるようになるためにやってると言えば、分かってくれるって信じてやってました。

――ということを踏まえての若手教育係への就任。

佐藤自分みたいな不器用な子も絶対にいるから、そういう子を見ると助けたくなっちゃって。自分を見ているみたいで。「この子、本当はもっとできるのに」とか「この子の良さはもっとあるのに」とか、そういうことをすごく思っちゃうから、手助けしたいなというのはありますけどね。

――すでに一回目の収録は終了しています。

佐藤悩みはみんな尽きないんだなって思ったし、なかなかああやってゆっくり話す機会がないので、普通に良かったなという思いもあるし。

――今回は別チームのメンバーをあえて選んだので。

佐藤チームEのメンバーには深い話もするんですけど、他のチームだと話す機会もなかなかないから。こんなことを思ってるんだ? ということも知れたし、ちょっとでもヒントになればいいんですけどね。全部を私の言うとおりにしろとはまったく思わないし、そんなつもりもまったくないけど、これから先の一つのヒントになれればいいかなっていう感じです

9月15日アップの後編では、大組閣から3年半経った今だから話せることについて聞いてみました。
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